2026/09/11 19:16



earthdwellersを始めて、今年で6年。


今回は、私がものづくりと出会い、アクセサリーを販売するようになるまでのことを書いてみようと思います。


「自分で作る」という選択肢


私は東京で生まれ、たくさんのものに囲まれて育ちました。


小さい頃からキラキラしたものや、かわいいものが大好きで、「宝石屋さんやデザイナーになりたい」と言っていたこともあります。


お店に並ぶものから、心惹かれるものを見つけて選ぶことは好きでしたが、自分で一から作るという発想は、当時の私にはありませんでした。


その考えが変わったのは、大学生の頃に訪れた、ある島でのこと。


泊めていただいた小さな教会の隣に暮らす女性は、身につけるもののほとんどを自分で作っていました。


「なんでも作れるんだよ。工夫次第で」


その人が身につけていたものは、どれも感性や暮らし方が表れていて、本当に素敵でした。


欲しいものを選ぶだけでなく、自分の手で生み出すこともできる。その考え方に、私は大きな衝撃を受けました。


偶然入ったジュエリーショップ


その後、たまたま入ったネイティブアメリカンジュエリーのお店で、アルバイトを始めました。


働き始めて間もなく唯一いた社員の方が退職し、店長と私の二人でお店を切り盛りすることに。


接客や開店・閉店作業に加え、ジュエリーの修理も少しずつ任せてもらうようになりました。


アクセサリーの構造に触れるうちに作り方が分かり、自分でも趣味として作り始めました。


島で聞いた「なんでも作れる」という言葉が、少しずつ現実になっていきました。


コロナ禍から生まれたearthdwellers


その後、新型コロナウイルスの流行によってアルバイトができなくなり、不足していたマスクを自宅で作り始めました。


海外のさまざまな布を組み合わせたマスクは、JJのウェブマガジンに取り上げていただき、受注をお待ちいただくほど多くの方に選んでいただきました。


(↑それがこちら。笑)


自分の手で作ったものを、誰かが見つけてくれる。その喜びを初めて知った経験でした。


やがてマスクの必要性は変わっていくだろうと考え、趣味で作り続けていたアクセサリーの販売を始めました。


制作も運営も、ほとんどが独学。


その後、BASEとUNKNOWN HARAJUKUの企画で次世代クリエイターに選んでいただき、原宿で初めてのポップアップを開催しました。


島での出会い、ジュエリーショップでの経験、コロナ禍でのマスク作り。


別々だった出来事が少しずつつながり、earthdwellersが生まれました。


自分が大切に作ったものを誰かが見つけ、「身につけたい」と選んでくれることは、今でも決して当たり前ではありません。


これからも、作る人と選ぶ人の間に生まれるご縁を大切にしながら、アクセサリーを届けていきたいと思っています。